【稽古の作法】
稽古に必要な作法をまとめました。特に初心者はご一読願います。
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【道場への入場および道場からの退場】
道場へ入場する場合、および、道場から退場する場合には、道場正面に向かって一礼して下さい。体育館などの広い場所の一部に畳が敷かれている場合には、畳に上がる場合を道場への入場、畳から下がる場合を道場からの退場と考えてください。滋賀県支部内では、立礼でかまいませんが、他所へ出向いて稽古する場合、地域によっては座礼するところも有りますので、その地域の作法に従ってください。
【身だしなみ】
入門直後で道着が用意できるまでは、体操服で稽古してもかまいません。ただし、ズボンの裾のファスナーのように硬い物が付いた体操服は怪我する危険性があるので避けてください。出来るだけ早く道着を準備してください。
髪留めは金属などの硬い物は避け、ゴムなどの軟らかいものにして下さい。怪我を避けるためです。
イヤリング・指輪・ネックレスの類は取り外してください。香水・化粧も控えて下さい。
髪の毛は短く束ねて下さい。受身を取った後などに髪の毛を踏まれる危険性があります。
手足の爪は常に短くしてください。稽古相手を怪我させるだけでなく、道着などに爪が引っかかり爪をはがしてしまう危険性もあります。
【稽古中】
指導者の「はじめ」の合図のすぐ後、後輩は先輩の対して稽古を願い出るようにしてください。特に初心者は、初心者同士で稽古することのないよう心がけてください。
稽古の相手が決まれば、お互いに「お願いします」と座礼し、稽古の後も「ありがとうございました」と座礼してください。
【武具の取り扱い】
武具を稽古相手に渡す場合、及び、受け取る場合には両手で取り扱ってください。(先輩・後輩の関係が明確な場合に限り、先輩は片手で武具を取り扱ってもかまいません。)
道場に置かれた武具は決して跨(また)がないでください。
武具を携行する場合、鞄または袋に入れて持ち運んでください.裸で道場の外へ持ち出すとことは厳禁です.
【その他】
道場での飲食は基本的に禁止です。
稽古の前後は、積極的に掃除に参加してください。